こんにちは!
だいぶ遅いですが大ヒットした「わけあって絶滅しました」を読みました。「陸王」にするか迷ったんですよね(笑)。
著者、丸山貴史さんは、これまたヒットした「ざんねんないきもの辞典」も作られたようです。(これも今頃知りました…)
参考)「ざんねんないきもの辞典」
さて、「わけあって絶滅しました」ですが、面白いです(笑)。
わけあって絶滅しました
絶滅した生き物を、絶滅理由事に章に分かています。
1.油断して絶滅
2.やりすぎて絶滅
3.不器用で絶滅
4.不運にも絶滅
5.絶滅しそうでしていない
で、70種の絶滅した生き物を紹介しています。
やさしすぎて絶滅・・・
発見されて27年で絶滅したステラーカイギュウは、全長8mで、ジュゴンの仲間の海の哺乳類です。北極に近い海で2000頭の仲間が、コンブを食べながら暮らしていたようです。
人間が肉と皮を取るため、仲間を襲うと、みんなで集まって仲間を助けようとする習性があり、人間に捕まりやすくて、発見から27年の1768年に絶滅してしまったようです。
優しすぎる…。
生き物が絶滅した理由は、大きく、1.地球のせい、2.ほかの生き物のせい、の2つに分けられるようです。生命誕生から40億年で、つねに絶滅と進化を繰り返し、どんな生き物も必ず絶滅する…人類にも絶滅の魔の手は迫っているようです。人類の後は、虫?ですかね...。
最後に別冊「絶滅全史」これを見ると、生き物の繁栄と絶滅の歴史が、サクッとわかるようになっています(笑)。
小学生から大人まで楽しめる漫画図鑑。絵にも愛嬌があり、いい本でした。