サバイバル日和

弱肉強食の世の中を、生き抜くための読書記録が中心のブログです。

ビール党の私でも、読むと出てくる美味しい料理にワインが飲みたくなる、小川糸さん「食堂かたつむり」

こんにちは!

今更なのですが、ヒットして映画化までしている、小川糸さんの「食堂かたつむり」を読みました。発売が2008年ですから、私が手に取るまでに、10年かかったことになります。

意識して避けていたわけではないですが、中年の読書好きなおっさんは、知らない(読んだことがない)女性作家さんの小説を読むのか?と言われると、読む必要は感じないと答え、やっぱり避けていたんでしょうね。

でも読んでみたら… おもしろい! でした(笑)

 

食堂かたつむり

【内容】同棲していた恋人にすべてを持ち去られ、恋と同時にあまりに多くのものを失った衝撃から、倫子はさらに声をも失う。山あいのふるさとに戻った倫子は、小さな食堂を始める。それは、一日一組のお客様だけをもてなす、決まったメニューのない食堂だった。

 

主人公、倫子はさまざまな飲食店で修業を積んだプロの料理人。彼女が作る料理の数々を食べたくならない人はいないでしょう。また、料理の描写を読んでいると、なぜかビールではなく、ワインが飲みたくなるから不思議です。

じっくり、ゆっくり食事を楽しみながら飲むのがワイン。わいわい、ガヤガヤと仲間と楽しみながら飲むのがビールだからでしょうか。

本の内容は美味しい料理を作って終わりではなく、主人公を取り巻く人達、料理を食べる人達の悲哀がいい味となり、コース料理的な感じで話がまとまっているため、飽きることなく、最後まで楽しめる本でした。

作者の小川糸さんは、この本がデビュー作で、この本以降も、人気のある本をいくつも書かれています。次の本を選ぶ楽しみが増えました!

 

参考)小川糸さんの公式ブログ

ogawa-ito.com