サバイバル日和

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小説の名を借りた過激な警鐘書、北野慶「虚構の太陽」、ハリウッドのSF映画の原作になれるかも?!

こんにちは!

初挑戦、北野慶(きたのけい)さんの「虚構の太陽」を読みました。私は、初めての作家さん(聞いたこともない人)の本を読むときは、本の内容が、自分の好きな、SFやハードボイルドぽいものから選ぶようにしています。

しかし今回は、本の表紙を見て、内容が知りたくなった本でした。

 

虚構の太陽

【内容】ITエンジニアのトガニ・ジェイは、妻とかわいい子供に囲まれ、平凡ながらも幸せな生活を送っていた。しかし、ジェイは、突如、この生活と世界がおかしいと思い始める。この世界に住む人間があまりに少ないこと。自分の生活圏が異常に狭いこと。老人たちの死は日常的にあるのに、その死を埋める新たな誕生がないこと。セックスに快楽以外の意味がないこと。そして、8年前以前の記憶がないこと……そのことを妻や子供に問いただしても、「何が不思議なの?おかしいわよ」と、首をかしげるばかり。俺はおかしくなってしまったのか? 突然感じ始めた世界への違和感の真相を探るべく、ジェイは動き始めるが……。

 

北野慶さんの本、初めは文体が固く読みずらかったです。

内容は、近未来SF小説です。近未来SF小説、映画が好きな人は、楽しめると思います。ストーリーもそうだったのか!思わせるところや、どんでん返しなど、エンタメ本として十分楽しめる小説です。

「過激な警告書」なので、現代の日本、社会に対して問題提起する内容にもなってます。人類と核の問題、AI、民衆コントロールなどが含まれています。

 

北野慶さんは、他の作品が読みたくなる作家さんでした。この本の前作となる、城山三郎賞作「亡国記」も、面白そうです。ただ一つ残念なことは、北野慶さんの作品が、数作しかないことです。

ではまた!

参考)亡国記