こんにちは!
私は、商品開発やマーケティングとは、まったく関係がない地味な仕事をしています。
ですが、ヒット商品の開発秘話とか、会社経営、起業など本を読むのが大好きです。
もしかしたら、華やかな世界、職種に憧れているのかもしれません。自分ができないことを本を読んで満足感を得る。読書の楽しみではありますが、現実の世界で、満足感を得られるように、もがいてみる必要はありますね。
まだまだ中途半端、がんばろう。
バカ売れ・法則大全
【目次】
第1章:最新バカ売れ事情から「いまどきの売れる法則」が見えてくる!
第2章:お客限定のヒット商品は「未来のバカ売れ」のヒントになる!
第3章:今も昔も変わらず売れる「ロングセラー」の秘密を解明せよ!
第4章:商品の勝ち組と負け組「勝敗を分けるポイント」はどこにあるのか?
第5章:準備万端で販売開始「次に来るバカ売れ」はここが違う!
全章合計でヒット商品の54例が紹介されています。また各例ごとに、”学べるポイント”が書かれており、1例6ページ前後でまとめられます。
例えば、今では人気のチョコレートお菓子「ブラックサンダー」も、実は、1994年に発売され、まったく売れず、すぐに生産中止に追い込まれた商品でした。
しかし、九州地区で評判が良かったことと、「頑張って売るので、再販してくれ!」という営業マンの熱量で再販を実施しました。
それでも数年売れず、何となく販売を続けていたところ、「体操の内村航平選手はブラックサンダーが好き!」という報道があり、認知が広まり、売り上げがどんどん増えていきました。
その後も、消費者の"飽き"対策のために、消費者に媚びない、想像出来ない味の提供を心がけているようです。
"学べるポイント"は、
①「売れる」と断言した担当営業マンと卸業者の熱量を信じて売り続けた
②やりやすい安易な商品化はせず、消費者の一手先をよむ
と、まとめられています。
この本を書いた行列研究所が知りたくて、ネット検索をしたら、ソフトバンクのグループ会社でインターネット会社の企画でした。
この本も、公式サイトの企画「ヒット商品の謎」の内容を、深掘りしてまとめたようですが、無料読書登録をしてサイトを見てみると、サイトの方が、開発者のインタビューもあり、いい感じでまとまっています。
スマホを使う人は、通勤電車の中や、待ち時間など、読書登録してサイトを読むことをおすすめします。もしかしたら、いい金儲けのネタが突然ひらめくかもしれません(笑)。ではまた!