こんにちは!
㈱サイバーエージェントは、アメーバーブログ等を展開する、1998年に設立された、IT企業と言われる会社です。
私は、旧日本的古い体質の会社に勤めているので、IT企業と言われている会社は、まぶしくて、憧れてしまいます。
そんな、サイバーエージェントのナンバー2、副社長の日高裕介さんが書いた「組織の毒薬」を読みました。
「組織の毒薬」
もともと、拡大していくサイバーエージェントの社員向けに、日高さんが、仕事や組織について考えていることを伝えるため、定期的に社内報に書いていたメッセージだったようです。これを、めざとい幻冬舎の編集者が見つけ、本にして出版したようです。(幻冬舎、商売上手です)
本の内容は、いたって毒はなく、すごく当たり前の正論を丁寧に、社員(若手社員)にわかるように書いてます。ただ、私のような、ひねくれてしまった会社生活の長いおじさんには、少し物足りない、読み物としては軽い本です。
逆に20代のうぶな社員には、仕事とは、組織とは、などと、わかりやすい本です。
66のコラムがあり、いくつか項目をあげてみると
・トラブルのマイナスを取り戻そうとしない
・一年の振り返りはポジティブに
・「鈍感力」と「メンタルタフネス」は別物
・新しい仕事への取組み方について
・組織で働くとは
などなど。
窓際社員の私が、軽いといいましたが、私より若い日高裕介さんが、ここまで組織、仕事について語れるとは、さすが副社長で組織を運営しているからでしょうか。
読書=娯楽と割り切っている私には、物足りなかった本ですが、一つだけ、うまい!と思ったコラム名がありました。「気合いと思考停止は紙一重」(笑)ではまた!