サバイバル日和

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「せきしろ」さんて誰?「1990年、何もないと思っていた私にハガキがあった」読了。

こんにちは!

「せきしろ」さんって誰?ハガキ職人ってまだいるの?と、手に取った本です。まったく知らなかったため、「せきしろ」さんを、ネットで調べてみました。

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北海道出身で、脚本家、俳人で、コラムニストと、マルチな作家さんでした。1970年生まれとのことで、いいお年なんですが、年齢の近い、中年のおっさんの私は、全然知らなかった…。私も結構、凝り固まった生活を送っているようです。反省。

 

さて、この本ですが、せきしろさんが、北海道の高校を卒業後、東京に上京し、ラジオの深夜番組にハガキを投稿することで、自分の存在意義を見出していく、自伝的私小説です。

不器用で、ひねくれた高校時代、同級生を「あいつはおもしろい」「あいつはおもしろくない」と仕訳し、自意識過剰に自分はおもしろいと思いつつも、内向的で誰にも、アピールできずに、悶々とした生活を送っています。

将来の夢もなく、やりたいこともない。ただ、知らない場所で一人暮らしがしたいと漠然と思っていたところ、唯一の友人から「東京へ行って、一緒にお笑い芸人を目指さないか?」と誘われ、上京を決めます。

 

1990年、何もないと思っていた私にハガキがあった

【内容】オールナイトニッポンや、SPA!「バカはサイレンで泣く」等、ネタハガキ投稿に、不完全な青春を燃やそうとした青春時代。伝説のハガキ職人せきしろが始めて綴った自分のルーツ。社会との接点は、ネタハガキを読まれることくらいだった著者によるラジオ好き号泣必至の半自伝的小説。

 

東京の片隅で、ハガキを買うために、アルバイトし、深夜ラジオで読まれることに、生活の全てを傾けていた青春。私小説ですが、こんな青春があったんだと、面白く読めました。ではまた!