サバイバル日和

弱肉強食の世の中を、生き抜くための読書記録が中心のブログです。

村上龍の「55歳からのハローライフ」。思っていた通りの優等生の小説に、年取ったなぁ…と失望。

こんにちは!

本を読む人は、自分の好みの作家さんがいると思います。私も何人かいるのですが、村上龍さんもその一人です。

30年以上前の作品「コインロッカー・ベイビーズ」や「愛と幻想のファシズム」「五分後の世界」のスピード感や、現状打破のパワーが大好きでした。

しかし最近は、すっかり文化人か経済評論家として落ち着いてしまったのか、とがった作品はありません。10年近く前に読んだ、「半島を出よ」以来、まったく、そそる本がなく、昔、好きだった作家さんになってしまいました。

 

しかし、私も年を取り、10年ぶりに村上龍さんの「55歳からのハローライフ」を読んでみました。

感想は、小説として良くできた話で、面白かったのですが、他の人でも書ける本で、私が期待している、村上龍ではなかったです…。

 

「55歳からのハローライフ」自体は、そこそこ面白かったですよ(笑)。

 

55歳からのハローライフ

 

【内容】晴れて夫と離婚したものの、経済的困難から結婚相談所で男たちに出会う中米志津子。早期退職に応じてキャンピングカーで妻と旅する計画を拒絶される富裕太郎…。みんな溜め息をつきながら生きている。ささやかだけれども、もう一度人生をやり直したい人々の背中に寄り添う「再出発」の物語5編。

 

村上龍さんに期待しすぎている私が悪いのはわかってます。でも次回は、ギラギラしていた頃の村上龍のベストにしますね!