サバイバル日和

弱肉強食の世の中を、生き抜くための読書記録が中心のブログです。

父子家庭を渡り歩き、子供達に愛情を与え去っていく。原田ひ香「母親ウエスタン」。主人公のおおらかさに惹かれます。

こんにちは!

今では、すっかり廃れてしまった映画ジャンル「西部劇」ですが、かつては、マカロニ・ウェスタンとも言われ、大変な人気でした。厳密には、マカロニ・ウェスタンは、イタリアで制作された西部劇を言うそうです。

海外で、イタリア制作の西部劇は、「スパゲッティ・ウェスタン」と言われていたのを、映画評論家の淀川長治さんが、「スパゲッティでは細くて貧弱そうだ」ということで「マカロニ」と呼び変えたようです。

なるほど…と言いたいですが、随分古い話ですね(笑)。

 

そんな、マカロニ・ウェスタンの王道パターンは、悪者が牛耳っている田舎の町に、流れ者のガンマンがやってきて、悪者を退治し、去っていく話です。私が子供の頃の日曜洋画劇場では、毎週、こんな西部劇ばかりやっていた気がしますし、そんな西部劇が大好きでした。

特に「荒野の用心棒」は、娯楽大作で、初期のクリント・イーストウッドはとんでもなくカッコいいです。


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さて、今回読んだ、原田ひ香さんの「母親ウエスタン」、ウエスタンもおそらく、このマカロニ・ウェスタンの王道パターンからきていると思われます。

 

「母親ウエスタン」

【内容】母のない子持ちやもめの家庭を転々と渡り歩く広美。短いときは数か月、長くとも数年、トラック運転手や遠洋漁業、家を長く空ける父子家庭の母親役をして、家庭が軌道にのると人知れず去っていく。それは、母性が有り余っているのか、母性がぶっ壊れているのか、子供にとっては女神でもあり、突然姿を消す残酷な悪魔でもある。

 

原田ひ香さんの小説の登場人物は、普通じゃないのですが、おおらかな人が多く好きです。まだ作品がそれほど多くないので、全冊読破、ランキング化を目指してみます。

 

それではまた次回をお楽しみに、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ!

 (これも若い人には、説明が必要ですかね・・・)

 

参考)

www.survival-cafe.com