サバイバル日和

弱肉強食の世の中を、生き抜くための読書記録が中心のブログです。

新・餓狼伝巻ノ四・闘人市場編!餓えた狼達の熱い闘いに大満足。前田光世から取り返した秘伝書の謎も解明か!?

こんにちは!

1年以上前に、30年以上続いている夢枕獏さんの格闘小説「餓狼伝」を紹介させていただいたのですが、やっと4巻が出て、先ほど読み終わりました!

参考)

www.survival-cafe.com

ちなみに、「HUNTER×HUNTER」の連載再開と、36巻の発売も決まったようです。あとは、「新宿鮫」だけですよ!大沢さん!

www.shonenjump.com

 

さて、話を餓狼伝に戻します。この巻も、書店で買うのには、ためらわれる表紙です。すでにここから闘いが始まっているのだ!と、レジの若い女性にお支払い。その表紙は・・・

「あぶないおっさん」です。

実践カラテ北辰会館館長の松尾象山、50才超でも最強の格闘家です。

作者、夢枕獏さんもこのキャラクターが好きなようで、毎回、こんな表現で、松尾象山を表現しています。

 

暗い道場に、太い漢が立っている。

しんと澄んだ道場の板の上に素足で立ち、静かに、太い呼吸を繰り返している。

何もかもが太い。

存在そのものが、太かった。

唇。

鼻。

首。

肩。

腕。

胸。

腹。

尻。

脚。

手の指も、足の指も、爪までもが太い。

そして、厚みがある。

吐く息から、視線までもが太い。

声も太い。心も太い。

思想も、感情も、ため息も、呼気も太かった。

その太い呼気を吐き出し、吸う。

胸がさらに膨らむ。何もかもが圧倒的だ。

・・・(まだつづく)

 

ちなみに、今回、松尾象山はちょっとしか出てきません(笑)。

 

今回の闘いの場は「闘人市場」。闘うのは、

講道館の嘉納治五郎に盗まれ、前田光世(コンデコマ)の手に渡った秘伝書を、祖父が、前田を倒して奪い返したという、秘伝書を持つ「菊式」の使い手、姫川源三。

かたや、伝説の武人、武田惣角(大東流合気柔術の創始者)の流れをくむ、大和流の磯村露風。

秘伝書(菊式)の謎も解明され、満足の1冊でした。

 

 

あとがきの中で、作者の夢枕獏さんは、「この物語も、いよいよ最終局面に向けて動き出した。」と書いています。しかし、この巻でも、新たな餓狼達が出てきているので、最強バトルロイヤルの物語が、中途半端で終わらないか不安です。

 

最後に1点だけ不満を言えば、「サルトビ」まで、この物語に参加さすのか!?です。では!