サバイバル日和

弱肉強食の世の中を、生き抜くための読書記録が中心のブログです。

登場人物がどこか普通じゃないところが好き。by原田ひ香「三人屋」

こんにちは!

原田ひ香さんの本、結構好きになってしまいました。と言ってもまだ3冊目を読んだだけなんですけど。

前回読んだ、湊かなえさんの作風とどこか違うのか、どこに惹かれるか、考えてみたのですが、原田さんの本の登場人物は、どこかちょっとおかしい、まともじゃないところを持った人が多く、そんなキャラが必至に生きているところが描かれていて、好感が持てるんだと気が付きました。

今回の本、主人公の美人3姉妹もクセ者でした。

 

三人屋

商店街の蔦やシダに覆われて、中がほとんど見えない、閉店していた喫茶店「ル・ジュール」が、ある日、蔦が取り払われ、窓が磨かれ、再開店していた。

◇6:00~11:00は、三女・朝日(大学院生)の喫茶店

メニューは、コーヒーと焼きたてパンのセットのみ。 パンは焼き方を選べ、バターもジャム(自家製もあり)もお好みで選べ、おかわり自由で、390円

◇11:30~14:00は、次女・まひる(主婦)の讃岐うどん屋

香川の有名店から空輸で取り寄せた麺を食べさせる本格派。かけもぶっかけも390円で、数種の天ぷらを置く。細かく刻まれた芽ネギ、旬のすだちと、薬味にもこだわる。

◇19:00~26:00は、長女・夜月(水商売歴18年)のスナック

豆腐一丁、おからどんぶり一杯、分厚いふろふき大根など、大胆な突き出しが魅力。 ボトルを入れて飲んで、〆に炊きたてのご飯を食べて2、3千円と良心的。

 

この三姉妹と常連客の物語です。みんなどこか危ういキャラが楽しいです。三姉妹を取り巻く常連客の男達も、みんな優柔不断でイマイチな男達。読後は「三姉妹、幸せになってほしいなぁ」と思いました。では!