サバイバル日和

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藤田宜永さんのハードボイルド本「喝采」「タフガイ」読了。王道の私立探偵小説でした。

こんにちは!

GW途中から読み始めたハードボイルド本が、やっと読み終わりました。

新宿にある父親の探偵事務所を継いだ、浜崎順一郎シリーズ2冊です。読み応え十分でした。

 

「喝采」

【内容】父の死と共に、新宿の探偵事務所を継いだ浜崎順一郎は、引退した女優捜しの依頼を受ける。だが発見した矢先、女優は何者かに毒殺された。第一発見者の浜崎は容疑者扱いされ、友人の記者や歌手、父の元同僚の刑事らの協力を得て、事件を調べ始める。それはやがて、かつて父が調べていた現金輸送車強奪事件と、奇妙な繋がりがを見せ始めた…。

 

時代は70年代。半世紀前の東京を舞台にしています。読んでいて、私にはあまり違和感はないですが、若い人には、わからない単語がいくつか出てきて、古いなあと思うかもしれません。

書名「喝采」は、ちあきなおみさんの名曲からきています。ものまね芸人のコロッケさんが、ちあきなおみさんのまねをするときに、必ず歌うのが「喝采」です。改めて、YouToueで聞いてみると、結構いい歌でした。歌も上手い。

ハードボイルド好きは読んでおきたい1冊です。

 

で、勢いで、続編「タフガイ」を読んだのですが、書名はあまり、本の内容とマッチしてません。本の表紙もちょっとちがうかな。

1冊目を読んで期待しすぎたこともあると思うのですが「喝采」を超えられてません。

伏線が絡み合い、ラストに近づくにつれ、謎も解けてきて、それなりに楽しめるのですが、「喝采」と違い、浜崎を助けるサブキャラがいないのも、いまひとつの一因かと思います。

でも、浜崎順一郎シリーズの3作目が出たら、おそらく読むでしょうね。ではまた!

「タフガイ」

【内容】探偵、浜崎順一郎は事務所近くで身なりのよい少年を保護した。少年、安藤大悟を親元に送り届けた浜崎は、彼の父親がかつての悪友で、今や名家の継嗣となった石雄であることを知る。だが、旧交を温める間もなく石雄の義妹が殺された。逃亡した容疑者が見つかれば解決かと思われたが、なぜか石雄は事件に関わるなと主張する。浜崎は、探偵としての生き方を貫きため、親友の秘める闇に踏み込んでいく。