サバイバル日和

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花村萬月のハードボイルド小説は、猫と狐がおススメです!

こんにちは!

私はハードボイルドの小説が好きです。ただ、ハードボイルドの定義って、実は非常にわかりにくいです。今は、出版社が本を売る時に、ハードボイルド本!として紹介しているのを、読者が、これがハードボイルドというジャンルの本なのか…となっている気がします。

私が定義すると「誰の力も借りずに、自分のルール(生き方、プライド)を守るために、戦う主人公の話」とかになります。ちょっと短縮しすぎですか。

そこで今回は、花村萬月さんのハードボイルド本です。花村萬月の初期作品は好きなのですが、最近のものは、とんと読んでいません。初期の本は、単純にシンプルで面白いものが多い気がします。

格闘技で例えると、ボブ・サップのK1デビュー当時と一緒です。格闘技の技術は皆無でしたが、圧倒的なパワーで、パンチを振り回して、相手をKOしていきました。しかし、少しづつ格闘技術が身につくと、こじんまりとして…と、これは好みの問題でした。

では、花村萬月さんの「猫」と「狐」のシリーズです。

 

眠り猫

【内容】新劇女優の村上冴子は、アルバイト先の銀座のクラブで奇妙な探偵コンビに遭遇した。“眠り猫”と呼ばれる元刑事の仁賀丈太と、相棒で元ヤクザの長田勲。この得体のしれない二人組に、探偵助手にスカウトされ、いつのまにか暴力団同士の抗争に巻き込まれていく…。花村万月の名を世に轟かせた、超一級のエンタテインメント。

 

長田、“眠り猫”、息子のタケ、それぞれの生き方。あまり深く考えずに楽しめるエンターテイメント本です。ただし闇社会のアウトロー小説なので、暴力描写満載ではあります。

 

の息子

【内容】新宿で最も有名な探偵“眠り猫”。俺はその息子だ。金にだらしない親父のせいで、俺はオカマのやってる呑み屋でバイトする羽目に。ある日、店に鷲尾という総会屋が現れた。舎弟・富士丸を引き連れて。そして富士丸は、おもむろに店をぶっ壊し始めたのだった…。

 

「眠り猫」の続編。前作は、冴子目線で物語は語られていたが、今度は、猫の息子、タケが主人公。仲間とは?タケの青春小説かな。

 

なで肩の狐

【内容】元ヤクザの木常(きつね)は、神保町にある呑み屋のオヤジだ。ある日、現役の徳光からアタッシェ・ケースを預かる。二億円ほどの札束。組に黙って稼いだのだ。そいつは、とんでもない厄ネタだった。一週間後、さっそく凶刃に襲われる。幼なじみの女とその娘、舎弟の元力士を引き連れ、木常は、北辺の地を目指した。徳光の最後の願いを叶えるため。穢れなき雪原の中、壮絶な闘いの幕が上がる。

 

元ヤクザ木常の愛嬌の中の狂気、一気読み必須です。もちろん、暴力、殺人の場面は凄惨ですが、読後に引きずることはありません。(オレだけかも)

 

狼の領分

【内容】元ヤクザ、キツネは、元相撲取りの蒼ノ海とともに東京を追われ、札幌の旅館に宿泊していた。女将の工藤純子に惚れた弱みから、博打で大借金を抱えている弟の武彦を更生させるよう頼まれ、愚連隊の大神組向かう。都会に敗れた男と女のねじれた愛憎が迸る究極の暴力ブルース第2弾

 

「なで肩の狐」の続編。お互いのルールのために戦う男達。食うか食われるかの世界。

 

男のご都合主義的本なので、女性は読んでも面白くないです!では。