サバイバル日和

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放浪ニート社長の世界最強の交渉術。

こんにちは!

ちょっと古い本ですが、面白い本を見つけました。

 

2009年に発売された本で、主人公、中村繁夫社長は、さまざまなテレビにも紹介されていたようです。簡単に、中村社長を紹介すると

・1947年、京都府生まれ
・静岡大学農学部木材工業科大学院卒。在学中、世界放浪の旅へ出て35ヵ国を放浪。
・26歳、中堅商社「蝶理」に入社。レアメタル関連の輸入買い付けに従事
・54歳、リストラ勧告。
・レアメタル事業をMBOで引き継ぎ、2004年、日本初のレアメタル専門商社アドバンスト マテリアル ジャパンの社長就任

放浪ニートと言っていますが、行動と経験にもとずく、徹底した現場主義の人です。

 

本書で一番面白かったのは、世界最強の商人と言われるソグド人との交渉編です。中村社長独自の民族別交渉術を挙げてみると・・・

中国人

手強い。日本人とまったく違った文化と発想をもっており、長期的な視野で発想する。日本人の発想は、短期的・短絡的なため、交渉は大変難しい。

インド人 

中国人よりやっかい。まったく違った次元で発想し、ゲーム感覚以上の交渉術をもっており、ちょっとした交渉にも時間をかける。淡泊な日本人には苦痛。

アメリカ人 

もっとも単純な交渉相手。経済合理性を解決すれば、交渉が成立することが多い。

ユダヤ人  

頭が切れる。豊富な情報量を持っていて、交渉カードの切り方がうまい。

ソグド人

ウズベキスタン周辺にいた小数民族。アレクサンダー大王、玄奘(三蔵法師)やマルコポーロも「世界でもっともずるい商人」と書いている。シルクロードの交易路沿いに多くの植民地をつくったが、統一国家は持たずに、各地に溶け込み、中央アジアのビジネスで活躍している。常に比較優位の戦略を考えている。

 

そのソグド人との交渉で、中村社長が、初対面の人に対して、相手を分析する「 クレッチマーの体型別性格分析」も興味深かった記載しておきます。


「 クレッチマーの体型別性格分析」
精神科医だったクレッチマー(1888年ドイツ生まれ)が、臨床上の経験から、体格と性格との関連を見い出し、“循環気質”、“分裂気質”、“粘着気質”という3つの類型にまとめたもの。

1.”肥満型”=「躁うつ型気質」

社交的なときと静かな時が交互に出る。調整役の商人タイプに多い。社交的なときにアプローチして、たたみかけるように交渉するのが効果的。わがままな人が多く、何事も自分で決めたがるが、むらっ気があり、自分で責任をとろうとしない。

2.”細長型”=「分裂症気質」
神経質で非社交的。もともと神経質だが、自分自身に対して神経質で、他人のことには意外と無神経。欠点や間違いを指摘されたり、恥をかかされたりすることを極端に嫌うので、話し方や態度には注意が必要。相手に対しては容赦なく攻め込むが、その時は、落ち着いてもらえるように話題を変え、時間をかけて交渉を再開するのがいい。

3.”筋肉質型”=「粘着型気質」

几帳面で、何かをやると凝り出すタイプ。職人のように頑固で、一旦自分の意見に酔うと、簡単にあとに引かない。逆に、理論派の相手には弱く、合理的で理路整然とした解決策をしめすと同調することが多い。

私も仕事で交渉事が多いので勉強になりました。この「クレッチマーの体型別性格分析」と「観相学」を組み合わせることで、人物鑑定の成功率は9割以上!とのこと。今度、観相学の本を読んでみます。ではまた!

 

参考)