サバイバル日和

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NHK大河ドラマ「西郷どん」前に予習。「大西郷という虚像」を読み、明治維新=クーデターに納得。

こんにちは!

また歴史の本を読みました。それも明治維新ものです。

学校で習う歴史は、表面にあったことしか習わなく、また、結構美化された話ばかりなのですが、背景を知っていくと、権力闘争の物語であったり、為政者の作り話などで、結局、人の欲望の積み重ねの記録で、若干寂しくなります。

 

大西郷という虚像

 

明治維新というと、旧支配者の徳川家を解体し、現在の自由平等な世の中をスタートさせた、明治政府誕生と、普通の人はいいイメージしかないと思います。しかし、この本を読むと、そのイメージは崩れます。

本書の内容で、なろほど!と思ったところをピックアップしてみます。

 

明治維新は、「関ヶ原」に敗れた、毛利家(長州藩)、島津家(薩摩藩)が、徳川家(江戸幕府)を倒し、変わって日本を支配した、クーデターである。

※クーデター・・・暴力的な手段の行使によって引き起こされる政変。

 

薩長連合は、坂本龍馬が橋渡ししたのではなく、イギリスが薩長傀儡政府をつくり、日本の植民地化を狙って、武器商人グラバーを使って支援してできた。

※傀儡政府・・・名目上には独立しているが、実態では事実上の支配者である外部の国家(この場合イギリス)によって管理・統制・指揮されている政権。

 

日本にとって天祐は、1865年、世界中で砲艦、恫喝外交を展開した、イギリスの首相パーマストンが急死し、対日方針が一気に転換し、日本国内の政争に中立的立場をとるようになったこと。これによりイギリスの属国は免れた。

 

坂本龍馬の「亀山社中」は、日本初の商社などではなく、死の商人、グラバー商会の意向に沿って動く、薩摩、長州の武器輸入の密貿易システムに組み込まれた、下請けの輸送業者だった。

 

最後に、NHK大河ドラマ「西郷どん」が来年から始まるので、西郷隆盛について、盟友の大久保利通や、交流の深かった薩摩藩士の証言は?

・度量が狭い、頑迷

・執念深い

・好戦的で策略好き

・好き嫌いが激しい

・目的の為なら手段を択ばない

あまり、いい評判はなかったようです。ただ、薩摩には独特の「テゲ」(大概)という文化があり、上に立つものは、下に対しては細々したものは任せておけ、的気風があったようです。

西郷は、この「テゲ」の実践者、具現者だったことが、西郷の実の姿を包みかくして、「大西郷」という虚像を作り上げってしまったのでは?と著者はまとめておりました。

 

明治維新の登場人物の誰もが、日本のために!と思って行動していないところが、信頼できる本ではないかと思いました。

ではまた!

 

 参考です)