サバイバル日和

弱肉強食の世の中を、サバイバルに生き抜くための情報を発信していきます。

「原尞」の新刊を待ち続けてはや13年。HUNTER×HUNTERの「冨樫義博」以上の遅筆(ちひつ)に、悟りの境地で待つのみ。

こんにちは!今日は小説のお話です。

私の好きな日本のハードボイルド作家に、原尞(はら りょう)という、ちょっと”困ったちゃん”な作家がいます。直木賞まで受賞した人ですが、1988年デビューから、現在までの約30年間で、長編4冊、短編1冊しか出しておりません。

しかも直近の新作は、2004年ですので、もう13年も新刊を出していないという、つわものです。なにが”困ったちゃん”かというと、それだけの遅筆(ちひつ)なのに、本がおもしろいから!です。漫画のHUNTER×HUNTERの冨樫義博に諦めつつも、新刊を待ち続けてしまうのと一緒ですね。

原尞を知らない人は、今回、待つ楽しみ(?)を知ってしまう人かもです(笑)。しかし、生きているのかも不明な人なんですよね…。

 

原尞(はらりょう)の長編小説

 

そして夜は甦る

【内容】

西新宿の街のはずれに事務所を構える私立探偵・沢崎は、行方不明となったルポライター佐伯の調査に乗り出すことに。佐伯は沢崎の事務所を訪れる予定だっが、忽然と姿を消してしまったのだ。そして事件は過去の東京都知事狙撃事件の全貌へと繋がっていく……。

レイモンド・チャンドラーが大好きな著者が、フィリップマーロウ的に探偵沢崎を書いています。原尞自身が、レイモンド・チャンドラーに捧げたと宣言したデビュー作。

 

私が殺した少女

【内容】

身代金誘拐事件に巻き込まれた私立探偵の沢崎。警察の必死の捜査にも関わらず、人質の天才バイオリニスト少女の安否は不明。沢崎は孤独に事件の真相を追う。

日本の読書界を瞠目させた直木賞・ファルコン賞受賞作。

 

さらば長き眠り

【内容】

400日ぶりに東京に帰ってきた私立探偵・沢崎を待っていたのは、浮浪者の男だった。男の導きで、沢崎は元高校野球選手の魚住からの調査を請け負う。11年前、魚住に八百長試合の誘いがあったのが発端で、彼の義姉が自殺した真相を突き止めてほしいというのだ。調査を開始した沢崎は、やがて八百長事件の背後にある驚愕の事実に突き当たる…沢崎シリーズ第一期完結の渾身の大作。

 

愚か者死すべし

【内容】

大晦日の朝、私立探偵・沢崎のもとを見知らぬ若い女、伊吹啓子が訪れた。銀行強盗を自首した父の無実を証明してほしいという。彼女を父親が拘留されている新宿署に送り届けた沢崎は、狙撃事件に遭遇してしまう。二発の銃声が轟き、一発は護送されていた啓子の父親に、もう一発は彼を庇おうとした刑事に命中した! 9年もの歳月をかけて完成した、新・沢崎シリーズ第一弾。

 

長編はこの4冊だけです。濃いコーヒーを飲みながら、休日に一気読みは、いかがでしょうか。ではまた!