サバイバル日和

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日本マクドナルドを設立した、藤田田(ふじた でん)は、先見の明がある偉大な商売人だった。

こんにちは。

今回読んだ本は、もう古典と言ってもいい本です。しかし書名が、何か引っかかるんですよね。「勝てば官軍、何しても勝てばいいんだよ!」てな感じで。

 

「勝てば官軍」

勝てば官軍―成功の法則

勝てば官軍―成功の法則

もう20年前の本ですが、 最近新聞でどこかの経営者が、名著として紹介してたので、手に取りました。あまり期待してなかったのですが、いやぁ面白い。"でん"は、すごい商売人です。いまでも十分通用する金言ばかりでした、藤田 田の経歴と、響いたところをピックアップしてみます。

 

藤田 田 (ふじた でん)

1926年~2004年 大阪生まれ

東大法学部卒業。大学在学中にGHQの通訳を務めたこともがきっかけで、50年に「藤田商店」を設立し輸入業を手掛ける。71年米国マクドナルド社と「日本マクドナルド㈱」を設立。同年7月に銀座三越1階に1号店をオープン。その後は拡大、現状に至る。

 

1.金持ちから儲けることを考えよ

・現実にお金を持っている人を相手にして、ちょっとしたお金持ちなら必ず欲しがって、しかも現実に手の届くものを売ることが商売の秘訣。

 

2.「女」と「口」を狙え

・女は男が稼いできた金を使って生活を成り立たせる。男は金を消費する権限をもっていない。

・口に入るものは必ず消化され、排出される。売られた商品がその日のうちに消費され、排出されていく。一日も休みなく稼いでくれる。

 

3.金に「きれい」「汚い」はない

・徳川260年の封建制度の基盤は農業、コメだった。武士階級は年貢としてコメを取り立てることで、支配者として君臨してきた。商業はその基盤を揺るがす危険なもの。その考えが、今も日本人の意識の根底に根を下ろして、金を儲けることを軽視している。資本主義社会では通用しない。

 

4.日本人には「マクダーネルズ」より「マクドナルド」

・日本人は昔から「舶来崇拝」と「尊王攘夷」、いいかえれば「劣等感」と「優越感」が表裏一体となって、日本人の背骨を形成している。外国のものを嫌うがすごく憧れている日本人には、一見してすぐアメリカものとわかる「マクダーネルズ」としては排外思想を刺激するよりは、「マクドナルド」というカタナカにして、日本製かアメリカ製かわからないという「オブラード」に包み、口当たりよくしてやる。

 

 5.ビジネス成功のサーチライトは「西欧化」と「時間を節約する」

・日本でいえば、ちゃぶ台→テーブル、布団→ベッド、トイレの和式→様式のように、西欧化と時間の節約は、流れの速度は国によってちがうが、政界のビジネスの趨勢となっている。

 

6.ビジネスの世界は「性悪説」

・日本では「性善説」が基本だが、世界的には「性悪説」が普通。常に食うか食われるかの修羅場。

 

1975年頃、16歳の少年が藤田を訪ねて、九州から上京してきて、「これからアメリカに行って勉強するのに、何を勉強したらいいでしょうか?」と尋ねられ、藤田は「今は、この部屋ぐらいの大きなコンピーターを使っているが、遠からずハンディなものになるだろう。アメリカに行って勉強するのはコンピーターだけでいい」とアドバイスした少年が、アメリカに渡ってコンピーターを勉強してきた、ソフトバンクの孫正義だったそうです!

 

古い本ですが、おすすめです。ぜひどうぞ!