サバイバル日和

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私が読んだ、おすすめの「風間一輝」の小説。このアウトロー達の話が読めなくなるのは残念です!

こんにちは!

中年のおっさんなので、どうしても古い漫画や小説になってしまいがちですが、本は買ったり、借りたり、立ち読みしたりと、結構乱読ですので、どんなジャンルでも手を出しています。

乱読の楽しみの一つに、知らなかった作家を発見することがあります。お気に入りの作者を発見すると、集中的にその人の本を読んでいきます。

時たま悲しい時もあります。この作家いいな!と思って読んでいくと、すでに、その作者が亡くなっていて、もう新作には出会えないことを知る時です。

今回は、そんな作家の1人「風間一輝」と、風野の小説の登場人物から作品を紹介させていただきます。

 

風間一輝(かざま いっき)1943年~1999年。

イラストレーター、グラフィックデザイナー、ミステリ評論家、パズル作家、ハードボイルド作家として活動。酒好き、自転車好き。1999年11月18日、直腸癌のため死去。

 

風間一輝の小説に登場する人物の多くが、池袋の裏通りにある「深志荘」というボロアパートを住居、拠点としています。トイレ共同のおそらく風呂無し。「しんしそう」という名前ですが、紳士からはほど遠い、一癖ある連中ばかりが住んでいます。

では、「深志荘」の住人を紹介します。

 

1人目.桐沢風太郎(きりしま ふうたろう)

既婚者。「深志荘」は仕事場として使用。売れないグラフィック・デザイナー。自転車好き。アル中。実戦空手をやっており4段程度の強さだが白帯(帯色に執着なし)

男たちは北へ (ハヤカワ文庫JA)

男たちは北へ (ハヤカワ文庫JA)

◆内容:東京から青森まで。初夏の国道四号線を完全装備の自転車でツーリングする中年グラフィック・デザイナー桐沢。彼はひょんなことから自衛隊の陰謀騒ぎに巻き込まれ、特別隊に追跡されるはめに! 追う者と追われる者の対決、冒険とサスペンス、男たちのロマンを爽やかに描く傑作ロード・ノヴェル ◆

 

2人目.室井辰彦(むろい たつひこ)

悪徳私立探偵。元ウェルター級プロボクサー。世界を目指していたが、八百長試合を持ちかけられ断ったが、ジムのオーナーに嵌められて、一服盛られ負けてしまう。試合後、オーナーを殴り殺し密航して海外へ脱出。殺人罪で国内外を逃亡中だが、私立探偵をやっている。

漂泊者 (角川文庫)

漂泊者 (角川文庫)

漂泊者(ながれもの) (角川文庫)

漂泊者(ながれもの) (角川文庫)

◆内容:横浜の教会で障害児の養護施設新設を計画した途端、周辺の住民から反対運動が起きた。悪質な嫌がらせに当惑した牧師の南方は、私立探偵の室井に調査を依頼。室井は適当に調査報告を書いて終わろうとするが、南方の娘で12歳になる盲目の少女が誘拐されてしまう。室井が海外逃亡中にサハラ砂漠で助けた国分とも偶然再会◆ 

 

海鳴りに訊け

海鳴りに訊け

◆内容:風の便りで友人が重体だと聞いた室井は、時効まであと1カ月の危険を冒して沖縄に行くと、友人はピンピンしており、原発建設計画に賛成派・反対派で荒れる沖縄で、公正中立な意見を流す海賊放送船に乗っていた。海洋冒険小説◆ 

 

3人目.仙波敬介(せんば けいすけ)

版の古い百科事典のセールスマン。元高校球児。腕っぷしも強くない普通の男だが、いざというときに行動力がある。

今夜も木枯し (幻冬舎文庫)

今夜も木枯し (幻冬舎文庫)

◆内容:地方回りで古い百科事典を売り歩く仙波の平穏な日々は、浮き世の義理から不法就労中の美しいタイ人ホステスを匿ったことで終わりを告げた。暴力団、警察を敵に回した2人は、街を無事に脱出できるか、逃亡冒険小説の傑作◆

今夜も月は血の色

今夜も月は血の色

◆内容:仙波を主人公とした短編集。風間一輝の未完の絶筆作品◆

 

4人目.北岡吾郎(きたおか ごろう)

単身赴任中の平凡なサラリーマンだったが、チンピラにボーナスを奪われたことをきっかけに山谷の住人となる。特技はサッカーの動きを応用した蹴りと頭突き。アル中。

地図のない街 (ハヤカワ文庫JA)

地図のない街 (ハヤカワ文庫JA)

◆内容:単身赴任の平凡なサラリーマン北岡吾郎は、ボーナス袋をチンピラ二人組に強奪されて“男にめざめ”相手を叩きのめしてドロップアウト。今はアル中となって“自由の地”山谷の住人。同じアル中の住人で、謎の連続行き倒れ事件を追うルポ・ライター初島の誘いを受け、一大決意のもと断酒に挑むが…。前方に連続怪死事件の黒い霧、後方に断酒の地獄。男たちの友情と勇気、自由を求めての哀歓を描く感動篇◆

 

5人目.烏堂勲(うどう いさお)

殺し屋。池袋の街外れの借家住まい。表稼業はモデルガンショップの店長。

片道切符 (光文社文庫)

片道切符 (光文社文庫)

◆内容:殺(や)る前に、一つだけ面白い話を聞かせてやろうか。よく言うだろ、冥土の土産ってやつだよ」そう言う種村を、俺はコートのポケット越しに3発撃った。どうしたことか、殺し屋の俺が命を狙われはじめた。危険で魅力的なアウトロー小説。

 

魅力的な「深志荘」の住人達に出会ってみてはいかがですね。

「風間一輝」の小説は以下の過去記事でも紹介しています。良ければ読んで下さい。

www.survival-cafe.com

お付き合い、ありがとうございました!