サバイバル日和

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「むかしは良かった」病は、今を否定している悲観論者のビョーキ!?

こんにちは。

昔は良かったね、日本は安全だったのに。

子供達は元気だったのに、地域の絆があったのに、みな勤勉だったのに…ということをよく聞きます。しかしそれは捏造された間違いであることを、資料を丹念に分析し、通説をひっくり返す本、"「昔はよかった」病"を読みました。

著者がイタリア人の日本文化研究者とあって、容赦ない意見が書かれ、なるほどと思える事が多くありましたので、以下いつかピックアップしてみます。

 

治安は良くなっている!過去最良

1.詐欺件数

昭和8年(1933年) 388,666件

平成24年(2012年) 30,467件

戦前の日本の人口は今の半分ぐらいだったにも関わらず、平気で人をダマす悪いヤツが多かった?

 

2.侵入犯認知件数(空き巣や侵入犯のわかっている数)

平成14年(2002年) 2,853,739件

平成27年(2017年) 1,098,969件

 

3.殺人事件被害者数

昭和30年(1955年) 2,119人

平成27年(2015年)    313人

 

なぜ犯罪が増えているように感じるのか?マスコミによる”激増”や”悪化”などの過激な報道や、ニュースやワイドショーも増え、知らない町で起きた事件が、朝から晩まで、何十回も放送されて、身近で感じる「体感治安」が悪化しているからのようです。ただし、犯罪が減っているから無防備でOKという話ではありませんので。

参考)警察庁 犯罪統計サイト https://www.npa.go.jp/toukei/index.htm

 

江戸時代の方が薄かった人情!

むかしに比べて、日本人の絆やふれあいが失われていると言われているが、江戸時代と現代を住民の転出率で比較してみる。

弘化元年(1844年)から3年間の芝神谷町の転出率  23.5%

慶応元年(1865年)から1年間の麹町二丁目の転出率   9.9%

平成23年(2011年)から1年間の東京23区の転出率   6%

数字からみると、実際の江戸は地方からの流入者が多く、住民の入れ替わりが非常に激しい匿名性の高い町だったようです。

 

なぜ商店街を守る必要があるのか?

”シャター商店街”なる言葉が流行り、日本各地の商店街の衰退を危惧する報道が増えたことに違和感を覚えた著者の考え方

◇個人商店も物書きと一緒で、売れなくなった店は努力と才能がなかったから。政府が復興策を打ち出すのはナンセンス。

◇実は意外と新しい、日本最初の商店街は、1923年に竣工した丸ビル1F商店街が始まり。デパートの1904年より遅く、デパートを新参者扱いはできない。

◇商店街の衰退は今に始まったことではない。戦前の銀座通りでさえ小売店の寿命は8年だった。ドシロウト集団だった商店街は、戦前から疲弊・衰退が慢性的に言われていた。

 

などなど。

まあ、日々の生活に追われている私は、振り返ることもないですけどね…。

 

参考)頑張っている経営者もいるということで。

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